地域経済活性化支援機構(REVIC)は、我が国の地域経済の活性化を図り、信用秩序の基盤強化に資するため、中小企業者等の事業再生支援及び地域の活性化支援を行う機関として、2013 年3月に前身の企業再生支援機構を改組し設立されました。
多くの地域金融機関等の皆さまとともにファンドを組成し、ファンドからのリスクマネーの供給、有用な経営資源を有しながら過大な債務を負っている中小企業者等の事業再生支援、経営者保証付き債権の買い取りを通じた再チャレンジ支援及び金融機関による事業性評価の向上に資する助言を行う専門家の派遣等の業務を通じて、地域経済の活性化を図ってまいりました。
2020 年には、新型コロナウイルス感染症による経済的影響への対応として、地域の中堅・中小企業の経営基盤を強化するための支援体制が拡充されました。また、2025 年6 月に成立した地域経済活性化支援機構法の一部を改正する法律では、近年の能登半島地震などの自然災害の教訓をふまえ、次なる大規模災害への備えを強化していくことが重要とされたことを受け、REVIC の目的として「大規模な災害を受けた地域の経済の再建」が明確に位置付けられるとともに、業務期限が15 年間延長され、災害対策の強化を図ることとなりました。
今後もREVIC は、地域金融機関その他関係者の皆さまと連携し、地域における総合的な経済力の向上を通じた地域経済活性化及び地域の信用秩序の基盤強化に尽力してまいります。